がっちゃんの様態が急変しました
がっちゃんは交通事故(2018年2月)にあい脊椎を骨折、下半身麻痺となったために生死を彷徨いましたが一命をとりとめました。
その後、脊椎損傷による後遺症(下部尿路機能障害)のためお腹に穴をあけ自身の尿道をつなぎ、膀胱からお腹へと排尿させる手術をしました。回復後は前脚だけで移動し障害を感じさせないパワーで元気に過ごしていましたが、このところ幾度となく尿道からの感染症を起こし入退院を繰り返していました。
今年に入り不調になる日が増え、今回はこれまでのように投薬や点滴での回復は無理そうとのことで精密検査が行われました。
■がっちゃんの体内で起こっていたこと…
がっちゃんの尿道はもろくなり、体内へ尿が漏れていました。
先生の予想をはるかに超え、広範囲で組織が壊死していたそうです。
先生は「尿の漏出による腹腔内の損傷があることは予想していたが、開腹したところ想像以上の範囲と組織の壊死に正直驚きました」と話していました。
実際に腹腔内の画像を見せてもらいましたが腹部から腿までの広範囲が尿に侵されていました。
■痛みを感じることができない がっちゃん
これだけ重症なことに私たちも先生も気づけなかったのはがっちゃんに麻痺があったからだそうです。
先生は体内にこれだけの組織損傷が起きれば悲鳴を上げる状態、普通痛みから食べるどころか動くこともできないだろう…がっちゃんは完全麻痺のために痛みを感じることができず倒れるまで自分でも具合が悪いことに気づけなかったのでしょうと…。
痛みを感じることのできないがっちゃんはいつも目力いっぱいにお返事してくれていました。おいでと言えば前脚だけで近寄ってくれたがっちゃんの不調をもっと早く気づいてあげられていたらと悔やむばかりです。
■もう一度 元気ながっちゃんに会いたい…
がっちゃんの尿道は損傷が激しく再利用は困難、今のままではあとどのくらい命がもつかも分からないと告げられました。治療に関しては先ず体内への尿漏れを食い止め損傷した組織を取り除くこと、そして幸い腎臓の状態は良いので人工尿道にし、3~6ヶ月毎のカテーテル交換と毎月のカテーテルのメンテナンスを行うことで下半身不随でもその他の臓器に関しては健常の猫と同じように余生が送れるだろうとのことでした。
私たちはもう一度元気ながっちゃんに会うために壊死した組織を取り除き人工尿道の設置を行う決断をしました。
■がっちゃん募金
がっちゃんはまだ4歳になっていません。
目の前に生きる治療があるのなら、もう少しがっちゃんにも美味しいものを食べ、生きて欲しいと思っています。
何よりがっちゃんがそれを望んでいると信じています。
今回このようなことから「がっちゃん募金」を立ち上げました。
賛同して頂ける方がおられましたら医療費のご協力をいただければ幸いです。
ニャンニャンみずほ メンバー一同
2021年11月9日から11月17日までの入院手術費 298,672円
治療継続中です
がっちゃん募金 応援おねがいします
▼振込先
ゆうちょ銀行(金融機関コード 9900)
店名 〇一八
店番 018
記号 10150
口座番号7380320
普通預金
ニャンニャンミズホ
※寄付や治療費に関してはニャンニャンみずほのTwitterにて定期報告予定です
※がっちゃん・保護猫・迷い猫・TNRされた地域猫のためにAmazonほしいものリストをつくりました。併せてよろしくお願いいたします