交通事故にあったハチワレ君

仲間に助けられた「命」のバトン

2月の寒空の中、都道179号線でその不幸な事故は起きました
必死に生きるハチワレのガッツ君

■深夜の都道で見た光景は…

2018年2月の夜、コートを着ても震え上がる寒さの中、瑞穂町二本木でガッツ君は事故にあいました。
そのときの様子を第一発見者の男性は「1匹の猫が事故にあった猫を道の端へ寄せるために動かそうとしていた…母猫だったのかな?」と話してくれました。
発見者さんのおかげで近くの動物病院へ運ばれ応急処置をうけることができました。

私たちに連絡がきたのは翌日です。
体の損傷がひどいためより高度な医療を受けられる埼玉県入間市にある埼玉動物医療センターへと転院をさせました。
とても大きな事故だったことがうかがえます、私たちメンバーも助かるかわからないというのが正直な想いでした。
それでも必死に仲間の猫が助けようとした命、残念なことにその仲間の猫は保護できなかったけど無駄にすることはできない、そして何より小さな体で必死に生きようとする猫を見て、私たちが諦めてどうする!という想いでこの日から懸命な看護がはじまりました。

■ガッツ君と名付けるまで

保護された猫は輸血が必要な状態でした。
背骨はくの字に折れ脊椎を損傷し、膀胱や結腸も機能を失っていました。
病院からのお話ではできるだけの治療をすれば50万円はかかるとのこと…当然、会にはそんなお金はありません、だけど助けると決めた私たちは迷うことなく治療をお願いしました。

最終的に退院まで二度の大きな手術と輸血を行いました。
当初の予定を上回り退院までの治療費は予想の二倍でした…その日から募金活動を始めました。

たくさんの方々のご厚意で治療費の三分の一は賄うことができました。足りない分は会員たちの自費で治療を続けています。
ハチワレ君は一時は生死をさまよいながらも一命をとりとめ退院できました。
小さな体なのにこの子はガッツがあるね!というメンバーの言葉から私たちはこのハチワレ君に「ガッツ君」(通称がっちゃん)という名前をつけました。

がっちゃん募金にご協力をお願いします

懸命に生きようとしてくれた小さな命へたくさんの方のご厚意を頂きました。今日までに頂きましたご寄付で治療費の半分を賄うことができました。
「ご協力を頂きました皆様には心よりお礼申し上げます」
私たちは小さなボランティア団体のためまだまだ目標額に達しません。
頂きましたご寄付はがっちゃんのこれまでの治療費と定期健診代、おむつ等に充てさせていただきます。
ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

ゆうちょ銀行(金融機関コード 9900)
 店名 〇一八
 店番 018
 記号 10150
 口座番号7380320
 普通預金
 ニャンニャンみずほ