猫を玄関に下ろしてはいけない理由

私たちは家の中に入る時には(日本式家屋)玄関で靴を脱ぎますが、SNSなどを見ていると猫が玄関に下りるのを許している飼い主さんが多くて驚きます
玄関には靴によって細菌や有害な化学物質が運び込まれます
過去にアリゾナ大学で新しい靴を2週間履いてもらい菌量を測定するという研究が行われたそうです

その結果、靴には平均約42万個超の菌が付着していたといいます
採取された菌には大腸菌が多かったそうです
靴の置き場である玄関はどうでしょう?
猫は素足で下りても大丈夫ですか?
猫は肉球をよく舐めますよね?
玄関は驚くほど不衛生です
もしも猫に感染症を引き起こす菌が持ち運ばれていたらと思うと、猫が玄関にコロンなんて寝転がったら悲鳴をあげたくなりますよね

脱走は玄関からの正面突破が多い

猫の脱走経路の話ですが、多い場所は3位「窓(網戸)」30%、2位「ベランダ」32%、そして1位「玄関」36%です
玄関での脱走では掃除や換気のために開けておいた場合だけでなく、家の人が帰宅したときに玄関にいた猫が出てしまうケースや、宅配便など急な来訪に驚いた猫が飛び出るというケースもよく聞きます
これを読んで玄関からの脱走はしっかりやればかなり防ぐことができるのがわかりませんか?
そう、猫を玄関から正面突破させないためには猫を玄関に下ろさないことなのです

玄関の脱走対策はドアではなく中に

猫が脱走したときの心労や時間的な労力はそれはそれは大変です
できれば猫にも飼い主さんにも辛い思いはして欲しくありません

無事に見つかる補償もありません
玄関からの脱走対策をするときには同時に玄関に下りれないようにしてください
玄関にさえ下りれなければ脱走は簡単にはできません

自作での対策が難しいという場合、市販のもので玄関の上がった部分に簡単に設置できる「柵ドア」や「柵引戸」が売られています

柵が玄関から奥の上がった所に設置されていると大きな荷物や大量の荷物を運びこむときにも安心です

なんといっても脱走対策と衛生管理の一石二鳥です
費用を考えるときに月間いくら、年間いくらと考えるとそこまで高くはないのではないでしょうか

猫が玄関の雑菌をつけて室内に持ち運ぶことも、玄関に下りた肉球をぺろぺろしてしまうこともなくなります、玄関の脱走対策はどうするか?ぜひ今一度ご検討ください